呼称から窺えること

私見だが、呼称のされ方の種類が豊富な人物は、周りの人間から「魅力的だ」と思われている確率が高い。これも私見だが、フルネームで呼ばれている人物は、「ものすごく愛されている」か「ものすごく憎まれているか」のどちらかである確率が高い。(発語しやすいフルネームかどうかの運も関係してくる。) どちらも検証をしてないが、それほど間違いではない推察だと思っている。かくいう私は……少年時代は「名字+くん」で呼ばれる、いわゆるモブキャラ的存在だったが、青年時代は「名字+さん」と呼ばれる、出来るだけ距離を置きたくなる変人的存在(謎的存在?)だった。

【思い出】
数年前に小学生時代のプチ同窓会みたいなのがあったから参加したんだけど、当時はあだ名で呼び合う仲だったのにその同窓会では私のことを「名字+くん」呼びしてきた。えもいえぬ感覚。私は自身をそれほど変化してないと自覚していたが、相手はそう思わず私から何かを感じとったんだろうな。
【思い出~完~】

中学時代の人や高校時代の人と偶然街で再会するはず。そのとき私は相手を当時と同じ呼び方で呼ぶのだろうか。相手は私を当時と同じ呼び方で呼ぶのだろうか。